大きくならない 卵胞の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
一昨年に第一子を自然妊娠しましたが、16週から出血が続き、26週で出産しました。産後すぐに生理が来ましたが経血が少なく、3日程で終わってしまいました。体調も戻らず気持ち的にも落ち込んでいたので、半年間はゆっくりし、今年1月から子作りを開始しました。
大学病院の不妊外来で卵胞の大きさを診てもらいましたが、生理開始から14日目で、大きくても10×9mm程度の大きさにしかならず、クロミッド内服を開始し、それでも卵胞の成長が見られない時はHMGを2~3回注射しながら通院を続けていました。頭ではエコーの診察も必要だと思っていますが、病院で診察する際は基礎体温をチェックすることはなく、毎月数分の診察を続けているだけで、本当にこれでいいのかと疑問に思いました。
もし妊娠することができたとしても、体質がこのままでは無事に出産できるか不安だったので、体質改善できたらと思い、漢方薬局を訪ねました。
薬局の方からは、血液不足・パワー不足を指摘されました。前回の出産から体力が回復していないのでは…?と言われたときに、ずっと自分で感じていた部分が明らかになったので、
すっきりしました。まず、気血を補う漢方を始めて、1ヶ月で経血の量が大幅に増えました。
2ヶ月目から腎を補うと言う漢方を追加したところ、今までクロミッドとHMGを合わせて卵胞を大きくさせていたのが、クロミッド内服だけで15×16mmまで卵胞が育っていたのです。いつも2~3回は病院に通わなければいけなかったのですが、その月以降は生理後一週間目の受診だけで卵胞の成長を確認でき、タイミングをとる事ができました。
残念ながらまだ妊娠には至りませんが、このまま漢方を続けて自然妊娠を目指したいと思います。また、その月、その月の体調の変化を見ながら生活指導してもらうのも、精神的支えになるので私には合っていると思います。
出産は母体のエネルギーや血液を大量に消耗します。その後の養生がきちんとできていないと、やはり次の生理や妊娠にも影響を大きく与えるものです。
このお客様は、妊娠中から出血が続き、また早産されています。その後もお仕事で夜勤などをされていて、心身ともに激しい消耗が続いているようでした。
生理の様子や卵胞の大きさにも変化が出てきているので、バランスは徐々に整ってきていると言うことですよ!時間はかかるかもしれませんが、じっくり養生して、自然妊娠に向けて、身体に力をつけていきましょうね。
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